NO.34 (2006.11) | |||||||||||||||||||||
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【目次】
谷戸を守ろう !皆さん、所沢の水道水は9割が大久保浄水場(さいたま市)から来る荒川の水で、1割が市内の井戸からくみ上げた地下水だということをご存知でしたか? 井戸は市内35箇所にあり約100M〜300Mの深井戸で、1つの井戸につき数箇所の帯水層からくみ上げられています。深井戸の地下水は何層もの地層によってろ過されており、河川水よりはるかにきれいな水です。 しかし、本来なら少ないはずのダイオキシンが県水(河川水)とほぼ同じ値でした。これは西部系井戸水の平均値が高いことによるものです。西部浄水場近くには現在北野最終処分場があります。ゴミの自区内処理は必要で処分場を作ることは避けられないのですが井戸の近くは避けるべきです。 このたびこの処分場がいっぱいになり第2処分場の場所として、すぐ近くの谷戸という緑豊かな湿地帯が候補地として挙げられています。残り少ない緑と良好な地下水を守るためにも谷戸への第2処分場設置に反対します。
(大木) 公園ウォッチング(3月〜4月) 今回ウォッチングした公園は、主に新所沢地区とその周辺にある14箇所ほどでしたが、市内には緑地と公園合わせて、なんと196箇所もあるそうです。 数箇所の公園で、遊具、藤棚の柱などに落書き、砂場に空き缶やごみがあったとろなど、気になる点がいくつかありましたが、以前あったようなトイレの落書きはなくなっており、比較的きれいでした。遊具のネーミングやデザインなどにも工夫が凝らされていました。 ゴミ箱は、古い公園ではそのままになっているところもありますが、市の方針としては置かないことになっているとの事でした。ゴミ箱のある公園は市の職員が収集していますが、自治会に委託をしている所もあり、ボランティアで捨ててくれる市民もいるとのことです。 今回は桜がとてもきれいでしたが、身近な自然が感じられ、子供から大人まで、誰でもいつでも自由に休んだり、遊んだりできる公共の場として、公園はとても大切なものだとの思いを強くしました。(大輪) 小手指からトトロの森までウォーキング(5月16日)
都市化が進む所沢ですが、まだ豊かな自然が残っています。所沢の知られざる名所を尋ねながら自然にふれあい、環境についても考え、体力の保持増進も兼ねて、という欲張りなウォキングでした。 途中から小雨が降りだすあいにくの天気でしたが、参加者からは知らなかった所沢を知ることが出来て良かったとの声が聞かれました。 高齢化社会に向けて、気軽に出きるウォーキングは体力保持には最適ですし、医療費の軽減にもつながります。その為にも、気軽に歩いてみたくなるようなウォーキングロードの整備が必要だと思います。 それには、ちよっと休めるベンチのようなものの設置とトイレの確保が必要です。ハイキング気分が楽しめるコースの整備は、ぜひ働きかけたいことのひとつだと思います。 (鴫原) 公民館に図書返却ポスト設置コンビニでの図書の取次ぎが2ヶ所から8ヶ所に6月1日より市内3ヶ所の公民館(三ヶ島・並木・小手指分館)に図書返却ポストが設置されました。また、コンビニでの取り次ぎ店が、当初のファミリーマート所沢駅前店・小手指駅前店の2ヶ所から、ファミリーマート西所沢駅前店・東所沢駅前店・三ヶ島五丁目店、エーエム・ピーエム中富店、ミニストップ下安松店の7ヶ所に増えました。9月からは、エーエム・ピーエム新所沢駅東口店で始まります。上安松地区でも交渉したようですが今の所未定です。市が払う取り次ぎ料は1ヶ月10,000円です。 ネットは、公民館での図書取次ぎを要望し、行政の図書館担当者との話し合いを行ってきました。今回返却ポストの設置、という形で要望が取り入れられ、前年度開始されたコンビニでの取次ぎも合わせ、確かに便利にはなりました。 返却ポストは一台につき、120,000円です。公民館の窓口でコンビニがやっている図書の取次ぎ(貸し出し・返却)が出来れば経費も安く済み、小さい子どもから高齢者まで利用出来るという点から考えても便利です。 図書館としても検討の必要性は感じているようですが、図書館と公民館の業務の違い等クリアすべき課題がいくつかあるようです。少子高齢化社会、生涯学習が叫ばれている時代において、公民館は地域コミュニティーの中心となっており、さらにその必要性を増しています。ネットでは、公民館で図書の貸し出し・返却が出来るようにこれからも要望していきたいと思います。
政務調査費ってな―に・知ってる?・・・情報公開制度を使って各議員提出の政務調査費報告書を閲覧しました。 政務調査費は議員報酬(年額 約1,000万円)とは別に支払われているものです。 平成13年度より年間84万円、前期・後期に分けて市議会議員(現在35人)の口座に振り込まれています。他市では会派に振り込まれるところが多いのですが、所沢では個人に全額振り込まれます。 平成13年、自治法改正に伴い条例を制定し、報告書に領収書添付を規定しています。(ただし、領収書を閲覧するには別に閲覧の請求をしないとなりません) 実際使われている項目は以下の通りです。
平成17年度は2,940万円(84万円×35人分)が政務調査費として議員に支払われています。 年度末に領収書を添えて収支報告を行い、残ったお金は返金する事になっています。平成17年度は返換金として約150万円でした。 このほかに費用弁償があります。費用弁償とは、交通費・弁当代など日当のようなもの。本義会、委員会など出席するごとに1回、3,300円支払われます。(池田) |
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発行 市民ネットワーク所沢 |